01.走って走って辿ったものは遥かな面影 02.終わりゆく年と私の命 03.虚空を見つめて溢れ出る涙に、拭ってくれる指を探し続けた 04.ぽつりと空いた席だけが君の存在した証 05.厚い雲に覆われて、ただ余韻を聞くばかり |
01.仔は悲しみの血を流し、あてどなく荒野を彷徨う 02.闇夜の使者 03.雨の中、仔羊達の行進が始まる 04.黒煙を吐き出し鉄城に入る 05.絶望への小部屋の通行券は、僕の躰 |
01.碧空に鴛は舞う、友の両翼をその背に負いながら 02.彼を愛してしまった“だから、殺したのよ” 03.僕は歩き続ける、それで贖いとなるのなら・・・ 04.止めどなく振り落ちる葉は弧蝶を覆い隠し、 05.縹の衣を纏い、黎明に帰す |
01.海月は漂う、大海のただなかを 02.窓越しに見る、ランプに照らされた温かな人々 03.軒先の風鈴が木枯らしで揺れた 04.凄々と風吹き、皓々と月、砂丘を照らす 05.僕の世界を覆うのは、やさしく明るい灰色の霧 |
01.朱く燃ゆるは濃染月 02.滴る紅に君の瞳を思い出した 03.独裁者は嗤う 04.櫻は乱れ、そして人は狂い出す 05.流星痕 |